機械学習記5日目 ~ matplotlib

科学技術計算などで、結果をグラフで表示できるとわかりやすいですよね?、ということで、matplotlibというライブラリを使いたいと思います。matplotlibを使えば、データを図にプロットできるようになります。matplotlibも、Anacondaに含まれています。

 

▶matplotlibのインポート

ここでは、pltという名でmatplotlib.pyplotをインポートします。また、グラフなどをJupyter Notebookのセルの下に直接表示するため、インラインの指定をします。

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▶グラフ表示

 それでは、グラフを表示してみます。

 matplotlib.pyplotモジュールのplot関数を使用します。使い方は、plot関数の引数でx軸、y軸を指定して、show関数で表示する手順です。x軸、y軸は配列やリストで渡します。

 サイン波を表示してみます。サイン波の座X標はNumPyのlinspace関数で、Y座標はsin関数で計算します。それぞれの関数の書式は図1、図2のようになります。

 mathモジュールのpiで円周率を取得し、X座標、Y座標を計算した結果をmatplotlibのplot関数に渡してグラフを生成し、show関数で表示します。(図3)

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図1.

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図2.

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図3.

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グラフを表示させます。

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▶タイトルや軸ラベルの設定

 title関数でグラフのタイトル、xlabel関数、ylabel関数でグラフの軸ラベルを設定できます。グラフの凡例はplot関数の引数labelで凡例名を指定し、legend関数で表示します。

 ちなみに日本語を表示するためには、matplotlibの設定ファイルを書き換える必要があります。ここでは、グラフを確認できればよいので、設定ファイルの書き換えは行いません。

 次のコードを入力して、グラフを表示してみます。

 

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実行する図4のようになります。

 

図4.

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 今日で、機械学習の勉強を始めてから5日が経過しました。

まだまだ先は長いです。精進します!